ヒーターと空気清浄機が一体となった製品の中で、ホットアンドクールシリーズは特に人気を集めています。
市場には多くのメーカーから同様の製品が登場していますが、ホットアンドクールシリーズが支持される理由は何でしょうか?
- 年中使用可能
- 空気清浄機能
- 羽根のないデザイン
- 操作の簡単さ
これらの魅力的な特徴が、ホットアンドクールシリーズの人気の秘密です。
このシリーズの中でも、特に注目されているのが「HP10」と「HP07」のモデルです。
HP10は、空気清浄、ヒーター、扇風機の3機能を兼ね備えたシンプルで多機能なモデルで、簡単なメンテナンスとコストパフォーマンスの良さが魅力です。
▼ダイソンHP10
一方、HP07はアプリ連動機能が付いており、カラーバリエーションを重視し、静かな運転を求めるユーザーに最適です。
▼ダイソンHP07
それでは、HP10とHP07の具体的な違いについて詳しく見ていきましょう。
HP10とHP07、どちらを選ぶべきか?
まずは、違いについてみていきましょう。
違い① 発売日
- HP10: 2024年4月10日
- HP07: 2021年5月26日
違い② DysonLinkアプリの有無
HP07はDysonLinkアプリに対応しており、室内の空気質をリアルタイムでモニタリングできます。
これにより、遠隔操作や空気質のチェック、スケジュール設定が可能となります。一方、HP10にはこれらの機能が搭載されていません。
このような技術を利用して、どこからでも空気清浄機を管理したり、室内環境を確認したりできるため、テクノロジーを活用して快適な生活を送りたい方には、特にHP07がおすすめです。
違い③運転音レベル(デシベル)
HP10とHP07の両モデルは、特にヒーターモードで使用した時の音量に違いがあります。
*HP10
- 涼風モード: 23.8~49.0 dB
- 温風モード: 34.9~45.3 dB
*HP07
- 涼風モード: 23.8~48.6 dB
- 温風モード: 30.4~40.8 dB
HP10の温風モードはHP07に比べて音が大きいです。40dBは図書館の静かな環境と同じ程度の音量です。ナイトモードではさらに静かに運転することができます。
運転音が気になる方はHP07が適しているかもしれません。
違い④本体仕様
両モデルの重さとカラーバリエーションは以下の通りです。
*HP10
- 重さ: 5.29kg
- カラーバリエーション: ブラック/ニッケル、ホワイト
*HP07
- 重さ: 5.69kg
- カラーバリエーション: シルバー/ブルー、ホワイト/シルバー
HP10はHP07より約400g軽く、どちらのモデルも2色展開があります。選ぶカラーによって製品の印象が大きく変わります。
違い⑤価格差
- HP10: 59,950円
- HP07: 83,110円
HP07はHP10より約20,000円高いですが、その分、期待できるパフォーマンスが高価なファンヒーターに見合うものです。
▼ダイソンHP10
▼ダイソンHP07
HP10とHP07の共通スペックについて
HP10とHP07は、ホットアンドクールシリーズとして温度調整機能に優れた特性を持っています。
機能①多機能性
これらのモデルは、涼風、温風、空気清浄の3つの機能を一台でこなします。そのため、一年中さまざまな場面で活用することができます。
*共通スペック
- 涼風機能
- 温風機能
- 空気清浄機能
これにより、季節に関わらず快適な室内環境を提供します。
機能②スマートモード
内蔵センサーによるスマートモードが便利です。
*共通スペック
- オートモード
- ナイトモード
オートモードは空気の質を感知し自動で環境を調整し、ナイトモードは操作音を抑えつつディスプレイの明るさを下げ、睡眠の邪魔をしません。
また、ナイトモードにはスリープタイマーがあり、設定時間に合わせて自動的に電源が切れるため、安心して使用できます。
機能③統合フィルターシステム
両モデルには、グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターが統合された空気清浄フィルターが搭載されています。
この一体型フィルターは、メンテナンスの手間を軽減します。
- HEPAフィルター:高効率で花粉やウイルスなどの微粒子を捕捉。
- 活性炭フィルター:悪臭や有害ガスを除去し、空気を清潔に保ちます。
機能④コンパクトな設計
HP10とHP07は、高さ764mm、幅248mm、奥行248mmのサイズで、省スペースでの設置が可能です。
このコンパクトな設計は年中使える利点であり、羽のないスタイリッシュなデザインはどんな室内にも適応します。
また、安全性が高く、小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使える設計になっています。
▼ダイソンHP10
▼ダイソンHP07
レビュー | HP10のコストパフォーマンスが高評価の理由
市場には多種多様な製品が存在しますが、HP10はそのコストパフォーマンスの良さでユーザーから高く評価されています。
*HP10の主要特長
- 3-in-1機能(空気清浄機/ヒーター/扇風機)を備えたシンプルで効率的なモデル
- 高効率フィルターによりウイルス、花粉、ハウスダスト、ニオイを効果的に除去
- 長持ちするフィルターでメンテナンスが簡単
- 省スペース設計で置き場所を取らない
- アプリ連動機能は無しで、HP07と比較しても価格が手頃
特に、一台で三役をこなす多機能性があり、一年中使用可能であるため、季節ごとに家電を入れ替える手間を省けます。フィルターは約5年ごとに交換が必要で、その際も簡単に行えます。
LCDディスプレイにはフィルターの交換時期が表示され、管理が非常に楽です。使用者の中には、一度使用するとその高性能に魅了されて手放せなくなる人が多いと言われています。
ホットアンドクールの選び方ガイド
最適なモデルを選ぶために、以下のようなユーザータイプが参考になります。
HP10が適しているユーザータイプ
- シンプルで効率的な3-in-1モデルを好む人
- メンテナンスが簡単な空気清浄機を求める人
- コストパフォーマンスを重視する人
注意: 格安で販売されているものは偽物の可能性があるため、購入時には注意が必要です。
▼ダイソンHP10
HP07が適しているユーザータイプ
- アプリでの操作を望む人
- 特定の本体カラーを好む人
- 低騒音を求める人
▼ダイソンHP07
HP10とHP07の比較概要
*HP10
- シンプルで効率的な3-in-1モデル
- メンテナンスが容易
- コスパを重視
- 価格: 59,950円(店舗による)
*HP07
- アプリ連動操作を求める人向け
- カラーバリエーションを重視
- 騒音が少ない方を好む
- 価格: 83,110円(店舗による)
▼ダイソンHP10
▼ダイソンHP07